前回はサラリーマンだったし、早朝に病院に行って昼前には産まれていたので意外に調整しやすかったのですが、今回は3歳の娘がいます。
1回目と同じく、立会出産をしようと思っていたのですが、うちの病院は夫以外の立会はできません。
日中に急に産気づくと娘を預けられないので立会ができなくなるので、どうしようかと思っていたのですが、ちょうど金曜日の9時半ごろに破水で病院に行く準備をしました。
娘はちょうど寝る時間だったので、布団に寝かしてすぐに家を出て病院へ。
いろいろと診察ですが、やはり夜中だとスタッフも少ないです。
破水をしたから、抗生物質の点滴をするということで針を刺すのですが、何度もいろいろな点滴をするときに抜き差しを1回にするということと多少動いても抜けないよう、金属ではなくプラスチックの針を使うようです。
ここで大トラブル!!
針を刺す瞬間をずっと見ていた私の気分が悪くなり。。
助産師さんから、「大丈夫? 医療用のエプロンと同じ青い顔になってるわよ!」って。。
私は血を見ると結構ヤバイ。 やくざ映画などで血が吹いているのをみると倒れそうになる。。
TVで手術のシーンもだめ。。
なんだか貧血っぽい感じで、ろれつが回らなく・・・。
ということで、ちょっと離れた場所で座って待ってました。。約30分ぐらいで回復したのですが、参りました。
12時前まで陣痛回復室に居たのですが、もうちょっと長くなりそうだということと、娘がちゃんと寝ているか気になって一旦帰宅しました。
「もし、目が覚めて誰もいない」ということでパニックで泣いていないかとすごく心配でした。
家に着くとなぜか廊下や階段に電気がついています。。
もしかして、あちこち探し回ったのかも。。
と思って恐る恐る家に入って、寝室へ・・ ぐっすり寝ている。。それも寝相が悪い(笑)
あ、そういえば家を出るときにあわててつけっぱなしで行ったみたいだった。。
まずは一安心。。
昨夜もなんだかほとんど眠れなかったので、今日はすごく眠い。。
ちょっと寝よう・・ と思った瞬間、携帯が。。
病院からすぐに来てくれということでした。
再び着替えて病院へ、ちょうど電話から10分後についてインターホンを鳴らす。
でも、出てこない。 もう1回鳴らす。
あー出てこない。 もしかしたら、何かトラブルでてんてこ舞いしてるのかも。。
もう1回鳴らす、、、 音沙汰がない。。
もう1回鳴らしてダメなら電話だ! と思っていたら足音が聞こえてやっと入れた。
ちょうど、分娩室に入った直後だったようだ。
いよいよか!? 医療用エプロンをして消毒をして分娩室の前に。
入ろうとしたら「ちょっと待って!」 といわれ入口で待つ。
その間、中ではいろいろとバタバタしている雰囲気が分かる。
嫁さんの大きなうめき声が院内に響き渡る。。
ドキドキ。。 一体どうなっているんだ!? 何かあったんじゃないか。 このままドアを開けて入ってもいいかな。。 などといろいろ考えてしまい、なかなか落ち着くことができなかった。
たぶん2分ぐらいだったと思うが、私には数十分のような長い時間に感じた。
いよいよ分娩室へ入る。
前の子と同じく、立会出産はビデオカメラを持って入る。
嫁さんに「大丈夫か!?」 と聞いたが、「痛い」という言葉。
中に入ってどうやら、これは通常の出産のシーンで、特に特別なことではないということが分かった。
痛いと、なかなか事前に教わっていた呼吸法もできないらしく、団扇であおぎながら頑張れという言葉をずっとかけることに徹した。
そこから約10数分。
先生が「これは大きい、ちょっとだけ切るから」って言うのが聞こえる。
「もうなんでもいい、母子ともに無事なら」という気持ちしかありません。
陣痛の波に沿って嫁が踏ん張る。 そしてもう1回。
先生が子供を引っ張りだしているのが見えた。 頭と肩まで出ているからもう少し!!
「頑張れ〜〜〜〜〜!」
その瞬間! 「おぎゃー!」 産まれた!! 「産まれたよ!」 その言葉で嫁さんの顔が少し柔らかくなったのが分かりました。
「御苦労さま。よく頑張ったね」 本当にすごいです。
男はこの痛みには耐えられないだろうと思います。
一説によると「鼻の穴からスイカを出すような痛み」だそうです。
想像もつきません、このようなたとえは到底かんがえつきません(@o@)
赤ちゃんは目は細く(パパ似)、手足は大きく(パパ似)、3882gで重く(パパ似)という、どこをとっても私似なようです。
残念だけど、決してカッコイイとは言われないだうね。
でも、素敵な人生は必ず送れるから。。
と、こんなことを考えながら、抱かせてもらいました。
重いです。 約4Kgもありますから。。
でも早速、すやすやと眠っていますし、指もくわえてかわいいです。
前の子でも思いましたが、うちの子が一番ですね。
二児のパパになりました。 来週末からは自宅に新しい家族が増えます。
今朝は、朝食作り、選択、靴洗い、風呂洗い、などをこなしました。
こうやってみると朝の忙しい時間に、テキパキと毎日同じ家事をこなす嫁を、とても尊敬します。
みんなが明るく笑顔で暮らせるよう、これからますます頑張っていこうと思います。
