2010年07月01日

中小零細企業にクラウドはまだ早いが検討は必要!

以前は仮想化という言葉がはやり、今はクラウドという言葉がはやるようになってきました。
このクラウドという言葉は予算の無い中小零細企業にとってはとても素晴らしいサービスに見えると思います。
実際にマスコミや大手が取り組んでいる状況で「年間で数千万円の節約」などと書かれているような記述もよく見かけます。
しかし、現実はまだその段階ではありません。

クラウドは一般的に社外にあるものと社内にあるものに大きく分けられます。
社外にあるものは、大手のベンダーやレンタルサーバー等を手掛ける会社が用意してサービスとして提供するもので、使用料を払えばこちらからは機器への投資なく、資源を使うことができます。
一方、社内にあるクラウドは、開発会社やパソコン使用人数の多い会社などで情報システム部門の手間や工数を削減する目的で設置するもので、新規に物理的にPCやサーバーを用意するのにかかる時間を大幅に削減できます。

これらのメリットは機器への投資や人件費を削るうえではとても大きな費用の節約が見込めます。
但し、中小零細企業のように、そもそもの機器への投資や情報システム部門の管理工数が大きくない場合では、この仕組みを導入すること自体が割高になります。
この原因はまだこれらのサービス自体が一般化されておらず、価格競争もされていないからです。
今すぐに切り替えを考えていく必要はありません。

では何も対策をしなくてよいかというとそうではありません。
最近のパソコンは安くて高性能なものが増えてきています。
その余力をうまく使うことが、今後のクラウドへの進出をしやすくできるのです。

簡単に言うと、クラウドは物理的な機器を借りるのではなく、仮想的な機器を借ります。
今までは、会社を作るには自社ビルを建て、自分で机や電話を引いて。。とやっていたことが、高性能な貸ビルのテナントに入るという感覚に代わるということです。
借りてしまえば自分の事務所として使えますが、実際にエレベーターやトイレなどは共同で使用します。
貸しビルではちょっとたとえが大きかったかもしれませんが、貸しビルに入る場合にはそれなりのルールがあるものです。
壁に穴をあけてはならないとか、防犯管理は自分で行うとか、、クラウドでも同じなのです。

しかし1つ大きな特徴があります。
それは、ある時期だけ事務所に人を沢山入れたいので広くしたいという場合や、一時期だけ付属の機器の能力をアップしたいという場合には、簡単な作業(プラスアルファの費用が必要)のみで、容量やスペックを上げることができます。
上限としてはそのクラウドのプランによりますが、時期によって作業量が大幅にアップする仕事を行う会社ではとても重宝します。
特にもともとレンタルサーバーで稼働しているネットショップなどは便利になります。
お中元やお歳暮、クリスマスなどのセールではサーバー増強をしないとWEBサーバーが停止してしまうような負荷がかかる場合でも、動向をみながら簡単にスペックを増強できます。
例えば週末や休日の夜にはアクセスが増えるのでスペックを上げるとかが簡単にできるのです。
これをクラウドではなく実施しようとすると、大変な費用がかかりますので、その効果は抜群でしょう。

このように効果はありますが、そもそものサービスをまずはネット上に持っていけるかということが大きなネックです。
中小零細企業で使われている業務ソフトのほとんどはスタンドアロン型のソフトになっていて、各パソコン上で動作しています。
これをネット上に持っていくのにかかる費用が大きくかかるかどうかが一番のネックでしょう。

今お使いのソフトについても、今後クラウドに移管できるか、もしくはサポートされていくかがキーとなりますね。


最後になりましたが、弊社のソフトはこのクラウドに対して積極的に進出することを考えております。
また、仮想化については既に今年になって何件もの実績もできてきております。
ご不明な点などございましたら、何なりとお問合せくださいませ。

posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長として

2010年06月21日

偽の注文確認メールに注意!!

迷惑メールが増えてきてとても困っているが、その中でも偽の注文確認メールが届くケースが増えてきました。
 
今回来ていたのは、 Amazon.com を超真似た注文確認メールです。

メールの件名(タイトル)は、「Your Amazon.com Order」でした。
 
ロゴは Amazon.com と見た目は変わりませんが、最後の .com の少し右上に ' (アポストロフィ)がついているようでした。
しかし、差出人は正式に Amazon.com と書かれていますし、メール内容もものすごくよく(真似て)できています。 
 
そもそも海外のAmazonからは買うこともないのと、金額が$75.99と書かれていたこともあり、嫁さんに聞いてみると、「私も同じようなメールが何度か届いている」というそうです。
 
間違った注文メールは、確認する為にそのサイトにログオンしてユーザIDとパスワードを入力しますので、もしここの注文確認メールの内容をクリックして、そこからログインしてしまうと、ユーザIDとパスワードが盗まれてしまうことになります。
 
こうなったら、もうあとのまつり。
海外からカード会社を通じて、根こそぎお金を持っていかれてしまいます。
下手すると、お金を借りてまでもっていってしまうかもしれません。
 
あれ? っというようなメールが届いたときには、そのメールについているリンクは絶対にクリックしないようにしましょう。
 
今回の例であれば、Amazon.com にログインする場合には、自分で正しいURLを入力してから、注文の確認をするようにしましょう。
私も念の為に正しいURLからログインして注文履歴を確認しましたが、問題(購入履歴)は存在しませんでした。
このように念の為に正しくログインしてみておくことも大事です。
というのは本当にユーザIDやパスワードを盗まれた場合は、注文が入っているからです。
キャンセル作業もしておかないと、海外から商品が届くと返品もなかなかできません。。
 
もし被害にあった場合には、ユーザIDとパスワードを盗まれた方が悪いということになりかねませんので。。
 
それでも被害にあった人は、すぐに近くの警察に連絡して被害届を出すのと、カード会社にするに連絡することも大事です。 また、専門のサイバー警察にも相談することをお勧めします。
 
サイバー警察は
http://www.npa.go.jp/cyber/index.html
 
です。
 
こういう事件も多く、巻き込まれる可能性も高くなっています。
パスワードを数字だけの生年月日や名前の一部などを使うようなもの(単語として推測できるもの)は避けるようにしておくようにしましょう!
 

posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 08:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年06月16日

仮想化とUPSの設定

仮想化をサーバーで行う場合はUPSの設定に十分気をつける必要があります。
というのは、仮想化を行っている場合、メインのOS以外にも別のOSが稼働しているからです。

通常、UPSの設定で数分間もしくは残り5分程度の電池残量になったらシャットダウンするという設定になっている場合が多いのですが、
メインOS以外の別OSを一気にシャットダウンや休止状態にしてから、メインOSを正常にシャットダウンさせるだけの十分な時間が必要です。

仮想化で複数台のPCが動作している場合、Hyper-Vだと稼働中の仮想PCは休止状態で保存されます。
この保存作業に時間がかかります。
というのは、メインOSが休止状態にするようHyper-Vのクライアントを保存させるのですが、保存するのはもちろんHDDになります。
メインOSのHDDは1つだと思います(RAIDという概念は別として)ので、書き込みが集中する為に待ち時間ができてしまうのです。

例えば仮想PCのHDDが40GBで、メモリが2GBだとしますと、HDDへの未書き込み分の保存と、メモリ分の保存にからむ書き込みが
発生します。
単純に1台あたり3GB程度あると仮想PCが5台あれば15GBの書き込みが発生することになります。
HDDの速度にもよりますが、15GBの書き込みはそれなりに時間がかかるものです。
これらの保存が完了し、その後にメインOSのシャットダウンとなりますので、メインOSにデータベースなどが稼働している場合には
まだ時間の考慮が必要になります。

ですので、UPSの容量にもよりますが、できれば1〜2分の停電状態でシャットダウンを開始し、仮想PCの終了時間の倍ぐらいの猶予
時間とメインOSの終了時間+2〜3分の猶予をもって計画する必要があるでしょう。

次に、UPSの電源が回復した時にどうするかという設定になります。

サーバー用のUPSは安いものよりも性能がよく、細かい制御ができます。
APC であれば SmartUPS というタイプになります。
PowerChuteというソフトの Business Edition が必要なのですが、こちらはUPS本体には付属しないので要注意ですが、なかなか細かく
よく設定できます。

少し高額なサーバーを買うと、自分で正常にシャットダウンした場合には電源に電流が流れてきても何もなりませんが、UPSからの
信号や、正常でないシャットダウンなどが発生した場合には、電源に電流が流れ込むと自動的に再起動するようになっています。
この仕組みとUPS側がうまく制御できるのです。

安いサーバーだと、夜中に停電でシャットダウンした場合には電源が回復してもサーバーはオフのままですが、それなりのサーバー機
になると、電源が回復したときのオプションで自動的に再起動ができるのです。
うまくいくと、手がかからないということですね。

計画停電の場合でもサーバーにログインしてシャットダウンしておかなくても、UPSに何時から何時の間にはサーバーを自動て停止
させておくようにセットすることも可能なのです。

なので、それなりのサーバー機を購入したときは、ちょっとよいUPSを導入してみましょう。
※UPSも含めた安全なサーバー設置は、素人やサーバーを経験していない方にはちょっと気付かないコツがたくさんあります。 高価な機器を安全に守る為にも、専門のところに依頼・相談してみましょう!
当社は小さなサーバーから高額なものまで百数十台の実績がございます!
 
 ミーズシステム株式会社 TEL:0743-20-0728
 
何かあればご相談ください!
posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築

2010年06月14日

力率改善電源に注意!

力率改善電源という耳慣れない言葉。
今回はとっても痛い目に逢いました。不幸な人が増えないようここにメモを書いておきます。

当社はサーバー設置を数多く手がけております。もちろんサーバーにはUPS(無停電電源装置)はつきものです。
停電はもちろん、雷や電気的なノイズから大切なPCやサーバーを守ってくれます。

基本的にはコンセントからの電気の供給が正常な範囲を超えた場合に、蓄電したバッテリから安全な電気をサーバーに供給するというものです。
だけど、このUPSとサーバー機器に相性問題があるとしたら。。

悲劇の組み合わせは以下の通り。
 APC RS 1200 と DELL PowerEdge T410 です。

サーバー向けのUPSで有名な会社と言えばAPCですよね。今までUPSの事故などは皆無でしたので
今回も上記の組み合わせを発注しました。

色々と設定して、最後にUPSの連携テストをするのが習慣でしたので、最後にUPSの電源を引っこ抜きます。
本当なら設定している5分後には、サーバーが安全にシャットダウンするようになっています。

が。。
(しーん)
ん? 何が起こった? モニタがまっくらになったぞ??
あれ? サーバーの電源ランプが点滅している??
あれ?スタンバイ状態になるんだっけ??
いや、おかしい。
どうなってるんだ??


げ!?

おちてる〜!! (><)

さっきまで丁寧にセッティングしたサーバーが、見事に落ちてました・・・。
おいおい、RAID壊れてないか?? っていうか一体どういうこと??

しばらく、意味がわかりませんでした。

UPSの負荷は0になっています。。
真っ先に思ったのは、消費電力オーバーですが、理論値は全然問題なさそうです。
次に、サーバーの電源ランプが点滅していることが気になりました。
そしてサーバーのログにエラーが。。。

電圧が5V程度になっているようです。。
(なに??UPSからの出力が5Vだと?)

RS 1200は出力電圧を見ることができるタイプなので、LCDディスプレイをのぞいてみました。
そうすると、100Vを供給しているようです。

(それじゃ、他の機器を繋いでみよう)
と繋いでみると、他の機器は問題なく動作します(同じ DELL の PowerEdge T110は正常)
(っていうことは、T410が故障??)

早速デルに問合せするが、よく考えるとコンセント直結や、UPSでもバッテリ運転に
なっていない場合には、問題がない。。 色々話しをしているうちにあることがわかった。

このRS 1200が紹介されているAPCのサイトに気になる言葉が、、
「注意:1.力率改善された電源を使用した機器と本製品を接続すると本製品又は接続機器が故障することがあります」

な、なに〜?
故障することがある? っていうことは電源が落ちるってことか。。

そもそも力率改善電源ってなんじゃ? と再度DELLさんと話をする。
DELLにも確認してもらった結果、T100やT110は力率改善電源ではないが、T410は力率改善電源対応だそうです。

もしかしたらこのことではないかと思いますと。。。

APCに電話し、これまでの経緯を話しすると、力率改善電源を使用している機器には使えません。ということです。
それもキッパリと言われました。

(ま、マジかよー。今週納品だよ〜)

といっても仕方がないので、代わりにどれを使えばよいかと確認しましたら、APC SmartUPSの機種以上であれば
問題がないということでした。

早速、仕方がないのでSmartUPS+PowerChuteBusinessEditionを発注しましたが、これは参りました(><)


最近の機器やサーバーには、力率改善電源を使用するものが増えているそうです。
APCのUPSを使う場合、RSシリーズやESシリーズは使わない(使えない)場合があるので注意しましょう。


おそらく同じくひどい目にあった方もこれから増えてくると思いますが、、、

メーカーさん、サーバーにはUPSがつきものです! 「力率改善電源を採用しています」っている記載を
きちんとして頂けないでしょうか〜。

 
posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 13:45| Comment(0) | TrackBack(1) | サーバ構築

2010年05月18日

仮想化技術で延命措置

先日、昔からリコーのRidocを使用されている方から相談がありました。
相談内容は、簡単に言うと以下の通りです。
「10年以上も使い続けているRidocサーバーが故障しました。既にメーカー側では修理もできず、新しいRidocシステム一式とコンバート費用が必要だと言われた」
というものです。
当初の保守が切れる時にも連絡がなく、故障したらもう使えないというのは困るし、同じソフトのバージョンアップなのにデータ移行費用に数十万と期間1週間がかかると言われたそうです。
保守が切れているということですが、故障して足元をみたような見積もりは結構厳しいものです。

このような経緯で当社に相談があったのですが、既にサーバーはファンの故障でCPUが黒こげ。。
その焼けた影響で電源も故障しているといった具合で、火事にならなくてよかったと思うぐらいです。

既にメーカー保証も部品保持期間も過ぎているので、CPUとファン、電源を、とっておきのジャンクから付け替えて(笑)みるとあっさり稼働します。
10年前なので、Windows Server 2000 のOSでハードディスクは IBMのServeRAIDのRAID5構成(それもSCSI接続です)という立派な構成です。
おまけにバックアップはARCserve が入っているという超高級なハードでした。

技術の進歩は本当にすばらしいものですね、この程度のハードならOS&UPS&バックアップ装置込でも30万でお釣りがきます。

確認すると実際に使用しているドキュメント数は12万件という膨大な数ですが、使用しているハードディスクは12GB程度です。
ですのでひとまず復旧(というか現状のデータが見れるようにしないといけない)が必要なので代替機器を貸し出すことにしました。

代替機器は HPのML115です。
これに評価版OSを入れ、その上にVMWare Playerを入れた構成です。
評価版OSというのは、この作業がうまくいけば製品を購入してもらうことが既にOK出ているからです。
もちろん評価なので問題があればOSは変更します。

Windows Server 2000も新規インストールしたかったのですが、IBMのハードに付属しているメディアではVMWare上の仮想ハードにはクリーンインストールができないようです。
ということで一番安全な、VMWare Converterを使いました。
このソフトはすぐれもので、無償なのに稼働中のOSからシステム全てを別メディアにVMWarePlayerで動作させることができる環境を抽出できるのです。

抽出した環境をML115にコピーし、ファイルをダブルクリックするとWindows Server 2000が正常に稼働しました。
少しネットワークの設定が必要なのと、ARCServerのアンンストール(SQL Server 2000も不要)を行い、無事に稼働しています。
ここで注意なのは、VMWare Toolsを入れてはならなかったことです。
どうもVMWareToolsをインストールすると、Windows Server 2000自体が不安定になるようです。
このPCはサーバーとして動作すればよいので、VMWare Toolsのインストールはやめておくことにしました。

バックアップですが、ARCServeで特定フォルダのバックアップを取得しているようです。
でもVMWareなので、停止させて丸ごとバックアップをとることにしました。
これなら最悪は別PCでも稼働可能です。
SATAの80GBのHDDを内蔵でもう1つ取り付け、そちらに夜間で自動でバックアップされる仕組みをセット。

これも最近のOSなら自分自身がその機能を持っているので楽ちんです。
あとは、クライアントからの接続確認をやって準備は終了。


過去に仮想化は何度も実践したので、Windows Server 2000やNTなどのOSはお手の物ですね。
本当に素晴らしい技術です。


中小企業ではハードが故障する迄リース延長して使用することが珍しくありません。
なので我々から見たらびっくりするようなシステムもまだ現役で稼働していて、それが止まると業務が行えないというような現場も多くあります。
いまだにMS-DOSで稼働しているものや、NECのWindows98(DOS/Vより前のNEC)で稼働しているお客様もあります。
壊れないと真剣に考えないということに対しては、もっと説明をしていかないと。。と思いますね。

posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年05月12日

社内の状況をよく観察することも大事

最近、別の会社の友人が、いつ電話しても忙しそう(というか大変そう)です。
全く余裕がないというか、電話でもわかる追いつめられた状況が伝わってきます。

まぁ、友人なので愚痴をこぼして辛さを出しているだけかもしれませんが、これは会社にとっては重大なマイナス要素です。

仕事を依頼する側からすると、追いつめられている状況に置かれた人には仕事は出したくないという思いがあるものです。
個人的な担当者が外に対して「自分は大変だ」という状況が見えているということは、仕事が一部の担当者に偏っていることを示します。
こういう状況は、担当者が自信過剰になっている場合がほとんどです。
「自分しかできない」、「他の人の尻ふきをしないといけない」、「このぐらいやらないと利益がでない」などという気持ちでいっぱいなのです。

で、こういう状況が長く続くとどうなるか。。
半数ぐらいのひとが会社を辞めたり、体を壊したりする状況をたくさんみてきました。

こういう状況で、会社のトップや上司はその担当者をどう評価するでしょう?

「あいつが勝手に自分で自分の仕事を増やしている」とか「もっと利益率を上げてくれれば。。」
という声もよく聞きます。
このように私のところには、トップから相談を受けることもあります。

本人に会うと大抵の場合、「超まじめ」、「知識より経験」、「頑固者」、「現場主義」という方が多いです。
気をつけないといけないのは、こういう人には部下をつけてはいけないということです。

というのはこういう思考回路の人は基本的に職人気質で、自分が最高で自分が誰からも頼られるということに重点を置いています。
お客様に対してもとても評判もよく、やらなくてもよい仕事までやっても苦にならないのです。
別の角度から言うと、お金より名誉ということです。
「いい仕事をすればお金はあとから付いてくる」
ということで今まであまり不自由をしたことがないのです。

こういう人が中間管理職になった場合、まず発生するのが利益意識の欠如です。
自分にどのくらい経費がかかっていて、どれくらい稼がないといけないとか、部下の経費はいくらだとかを意識させようと上司はさせます。
すると、今までやっていた経験を生かすことができないし、お客様に対してもうまく話しができなくなり、変なところで遠慮したり、会社に言わずに自分が個人的に何とかするという方法で逃げてしまいがちです。
なぜなら彼らは、途中からの交渉ができないからです。
こうなると、会社に対しては「うまく順調に行っている」と報告していても、実は電話で聞いている口約束が山ほどある場合も少なくありません。

担当者が過労で入院した場合などは、大抵こういう口約束が多く「○○さんがこれならすぐにやっときます」って言ってたというような話とか、「このぐらいは無料でやります」と言っていたということもよく聞きます。
そうして一旦その口約束が期日を過ぎて後手に回ると、弱みを握られたようにお客様のほうが強くなって次から次へ仕事が増えてゆくということになりかねないのです。

少しでも心当たりがある会社では、まず体制を考えましょう。
「年齢がこのぐらいなら管理はできる」などではなく、職人は職人の鏡になるものであって、会社の経営者にはなれないのです。

部下とぶっちゃけ話ができる環境を作り、「なぜできないのか」を部下に考えさせるのではなく、「こういう仕事だからできると思っている」ということをきちんと部下に説明しましょう。
当たり前と思っていることがとても苦痛な部下もいます。
使い捨てではない人材であればあるほど、その人がどういう仕事のスタイルでいけば幸せなのかを考えていく必要があるでしょう。

また、全く別の角度から見ると、こういう職人の人は社員ではなく「別の会社」を作らせることも1つの作戦です。
この場合、交渉という面や利益などについては全て自分の采配でできるようになります。
事実上は子会社のような位置づけであっても、独立採算で「自分が社長」になることはとても意味があります。
よくこういう話をすると「彼には社長は無理」と言い切る方も多くいるようですが、そういう方ほど部下のことを理解していない人が多いようです。
会社がどうなれば成功か?という物差しはそれぞれ違います。
数人の会社で、給料が少なめでも社員が幸せであればよいという方もいれば、毎年10%以上の成長がないと意味がないという方まで様々です。

力は十分あるのに、うまく能力が生かせてあげることができないと考えている方はこういう極端な方法も考えるとよいと思います。
posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | SEとして

2010年04月28日

お客様のレベルと、ミーズシステムの存在価値

最近、お客様から色々なことを相談されます。
たとえばメールアドレスを追加したいんだけど、どこにいえばいいの? とか、今使っているソフトを2台のパソコンでデータを共有したいとか。
数年前よりは少し全体的にやりたいことのレベルが上がっているきがします。

でも中小零細企業のレベルではこういうレベルで当然だと思います。
私はずっとこういう仕事をしていますので色々わかりますが、逆にパソコン以外のことはほとんどわかりません。
(たとえば車のこととか)
特にパソコン業界の技術の進歩はすさまじいので、我々でも数カ月勉強しないでいると現場で即対応ができない場合もあるぐらいです。

注意しないといけないのは、この現状に付け込んで、ひと儲けしようとしている企業です。
私のところには、他社様からもらった見積もりが高すぎるのでという相談が月に何件も入ってきます。
その中にはまともな見積もりもあることはありますが、7割から8割ぐらいはボッタクリといってよいものです。

ひどいものは約3倍近い保守料を取っている会社もあります。
そういう会社に限って、今月末までの期間限定キャンペーン! などという変な値引きでお得感を出すのと、即決させるように(他社からの見積もりを取っている時間をなくす)
工夫をしているようです。

1つシステムを売れば自分の1カ月の給料分が稼げるぐらいの利益率なのですから、私にとっては暴利としか言えません。
そういう中で私が知っていることは中小零細企業様にとっては大変価値のある技術&知識だと感じています。
色々な情報が氾濫している中で、正しい情報をそのお客様に合わせてベストな提案をする。
いつもそういう会社で居続ける為に、ミーズシステムは今日も皆様からの相談を受け付けしております。
販売管理システムをはじめ、パソコン導入、メールの導入・追加、ホームページ、複合機の導入、ビジネスホンの導入などオフィスの困りごとは是非ご相談ください!!
posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 社長として

2010年04月23日

2拠点以上での販売管理について

ここ1〜2年の提案で多くなってきているのが、複数拠点で同時に使える販売管理システムです。


ほとんどのケースが、他社でお見積りを取得された後に「こんなに高額な見積もりがでたのですが、御社のソフトで安くできませんか」というものです。

 

この時点で少しヒアリングをしますが、ほとんどの場合は複数拠点対応の高額なシステムは不要で、1拠点で2台のPCで使えればよい簡単なシステムを別の場所でも使いたいというものです。
簡単に言うと、別の場所でも伝票が発行できればそれでいいのです。

 

こういう場合に大手が提案する構成で多いのは、パッケージのネットワーク対応版のソフトです。
通常のソフトでは10万もあれば購入できるものが、ネットワーク対応版になるだけで数倍します。
また、サーバーを別途購入する必要があったり、そのサーバーもデータベースサーバーとアプリケーションサーバーの両方が必要だったり、ネットワーク回線の費用から工事費用、ルーターの費用という
あらゆる追加費用がかかってきます。

「なぜこういうものが必要なのか?」と聞かれますが、どれもメーカーが自分のサポート外のところをだれかの責任ししたい為の逃げなのです。
 

たとえば2拠点間のネットワークにした時に、データが壊れたとします。
そうすると、まず以下の可能性が考えられます。
1.安いルータなので性能が悪い為にデータが壊れた
2.安い回線で不安定になった為にデータが壊れた
3.安いサーバーにした為にデータが壊れた
4.安い業者が対応した為にデータが壊れた
5.安いパソコンで稼働させた為にデータが壊れた

などです。。
こういう不安があるって言われたら、ちゃんとした会社で高額な費用を払って構築するしかないように思ってしまいますが、本当にそうでしょうか?

当社では、上記内容が発生するのであれば、それは安いことが原因ではなく高い費用を払っても少なからず発生するものだと考えます。
そうなる頻度がどれだけあるかということなのです。

 

例えば毎日データが壊れるのであればそれは大問題です。
しかし、それが5年に1度壊れるぐらいであればその対応を考えればよいのです。
高額な機器にしたとしても、せいぜい10年に一度壊れる確率ぐらいにしかならないでしょう。
その為にいくら追加費用を払うかということです。

 
アマゾン.comや、楽天のように、販売管理システムが停止した場合に、1分で数百〜数千万円の損害がでるようなシステムでは別ですが、中小企業であれば、たとえ1日〜2日の間パソコンが壊れても、手作業や電卓で何とでもできるでしょう。
その時に最近(例えば昨日の終了時点)のデータに戻せればなんとかなるというレベルであれば、その条件を満たすだけの追加費用でよいと思いませんか?
 
あるお客様のケースでは、大手が出した見積もりに対して、弊社の提案では約5分の1の費用で実現できていますし、何のトラブルも発生していません。
 
状況によって使えないケースや、お客様がどのレベルまでなら安全アップに費用を追加してよいかなどもありますので、基本的には訪問してヒアリングさせて頂きますので何なりとご相談ください。
 
posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 自社製品

2010年03月17日

迷惑メールの撃退に効果あり!

スパムメールや一方的な広告メールなどの、こちらが意図しないメールが毎日山ほど送られてくる。
その中には自分が何かアクションを起こして申し込んだメルマガ関連から企業に売られたであろうメルアドとしてくるものや、ホームページなどから収集したメールアドレスから自動的に送ってくるものまで多数あります。

その中でもしつこいのが2週間ほど前から来るようになりました。
それも毎回2通ずつ少し時間をずらしてきます。
うちにきたのは「★ 50万円までのご融資なら98%大丈夫。 ★」という内容のものでした。
何しろ目立つので余計に腹が立ちます。
最初は3日で10通ぐらい送られてきました。
メール最後のほうには「このメールは特定電子メール送信適正化法・改正特定商取引法を遵守の上送信しておりますが」とかかれていますが、
本来あるべきの、解除する方法などが一切かかれていません。
記載されているホームページも、連絡先は携帯になっているようで、超あやしいサイトです。

こんなところに電話でもしたら、逆にいちゃもん付けられそうでしたので、メールに返信という形で、受信拒否したい旨を伝えました。
結果はその後も全く変わりなくメールが届きます。
そこで、今回はこういうサイトに申請してみました。

迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/

そうすると、2日ほどでピタッと来なくなりました!!!
何か対策をしてくれたのかなーって思います。

もし困っている方は試してみてはいかがでしょうか。
 
posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年03月10日

ADO.NETでの注意

昨年春ごろから、SQL Server を使ってサーバーアプリを構築しています。
普段はクライアントサーバー方式で、サーバーはオラクルデータベースのみを設置するような方式をとるのですが、
この案件では SQL Server を使用し、サーバー側で処理をするプログラムとなるので、全然方式が違います。

まずは、サーバーのプログラムはサービスにする必要があります。
サービスとは、Windowsが起動すると同時に動作するように設定されたプログラムですが、メニューにあるスタートアップ
などと違い、デスクトップを表示しなくても動作する内部プログラムです。

もしサーバーが再起動したときでも画面にログオンしなくても動作するので便利です。
というより、サービスにしないとそもそも使い物になりません。

そしてクライアントや外部からのイベントをもとにデータベースにアクセスし、追加や検索を行ってクライアントに返します。

この場合、処理にスレッドは使用しません。
スレッドを使用するとよいように思えますが、クライアントからのアクセス数が確定できないものなので、いくらでもスレッドで
要求を受け付けるのは大変危険です。
ですので通常のイベントドリブンでマルチ的に動作する仕組みになります。

そうすると気になるのがデータベースへの排他制御です。
同時に同じレコードへのアクセスが発生した場合は、それが原因でデータベースの不整合が発生する可能性があります。

不整合の発生する原因としては
 1.レコード番号などのユニークキーが重複する
 2.同一レコードの更新処理がかぶる
ということがありますが、回避方法があります。

1は、SQL Serverであれば、IDENTITY というプロパティがありますので、これを使用してINSERTしたときにOUTPUTで追加した番号を取得する方法があります。
もしこれはオラクルであれば、SEQUENCEを使う方法とか、SELECT - FOR UPDATE などを使ってレコード情報を管理することで回避が可能です。
こういうオプションはSQL Serverにはなく、やはりオラクルは便利だと思いました。

2は、処理的に同じレコードのデッドロックがかかる処理が発生しないような設計にします。
特にサーバープログラムでは、そのプログラム1つだけでデッドロックがかかるので非常に厄介なので、絶対に発生しないような構造が必要です。

と、このように処理を作成していたのですが、どうも動きがあやしいところが出てきました。
そうして色々と解析しているうちに、ある重大なことに気がつきました。

SELECTの記述に、ADO.NETのDataReaderを使用していたのです!!

DataReaderは、1つのコネクトに対して1つしか使用できないという制約があります。
ふつうのクライアントアプリでは問題ないのですが、マルチで動作するサーバー側アプリなどでは、他の処理でDataReaderで処理をしている最中に、別のdataReaderは動作できません。 (いったんクローズしないといけないのです!)

理由は簡単で、DataReaderは現在よみとっているレコードのポインタとそのレコード1行のデータのみメモリに読み込む方式だからです。
そのため、メモリを占有しないので大容量のデータを処理するときに用いられます。

ということで、DataReader記述をすべて DataAdapter/DataSet 記述に変更しました。
よく考えてみればこの処理では、データ結果がほぼ1件しかかえって来ない検索でしたので、この方式で全く問題がなかったのです。

サーバーアプリですと、デバッグログもなかなかチェックしにくいので、私はデバッグログ自体もデータベースに出力するようにしています。
こういうときにも、DataReaderを使用していると、オープンからクローズの間は別処理が行えませんので、ログも吐き出すことができなくなりますので、できる限り DataAdapter/DataSetに変更するのが望ましいといえますね。

posted by ミーズシステム株式会社 目面 秀信 at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミング